チェスが強くなるには
チェスの技量がどのレベルであっても、上達は常に可能です。正しい習慣と心構えがあればチェスの上達は楽しく簡単なことです。チェスが強くなるにはまずルールを覚え、何局もプレイし、局後に検討し、問題を解いて練習し、エンドゲームを勉強しなくてはならないでしょう。またオープニングに時間をかけすぎないこと、1手ずつ確かめて指すことも大切です。
1. ルールをしっかり覚える。
ルールの細かい点に自信がないか、ルールを熟知しているか、それは大きな問題ではありません。真剣な競技プレイヤーでない限りは、まず基本となる駒の動きとチェスの特別なルールを確めておけばよいでしょう。 ルールと基本の戦略はここで読むことができます。.
2. 何局も何局もプレイする。
なにごとも反復練習なしでは上達できません。チェスも同じです。あらゆるチャンスをとらえてチェスをプレイしましょうーー外出中も, パソコンに向かっている時も 、自宅でも。
3. 自分の対局を見直し、そこから学ぶ。
プレイするだけで見直しをしないのではあまり意味がありません。どの対局にも多くのミスやチャンスがあるものです。上達にはミスやチャンスから学ぶことが必要です。自動のコンピュータ解析を 使えば自分のプレイが理解しやすくなるでしょう。
4. チェスの問題を解いて練習する。
タクティクスは手軽なチェスの練習問題なのでどんどん解いていきましょう。練習問題は勝つチャンスのある実戦の状況から作られています。チェスの対局とも似ていますが、問題ではすでに勝つ手の生じた場面まで飛んでいけるのです!まず無料の問題を解いてみましょう。
5. 基本のエンドゲームを勉強する。
意外なことにほとんどの対局は短手数で終わったりせず、非常に多くの手をかけ、ほとんどの駒が交換されてから決着がつきます。キングとあと数個のピース、ポーンだけになることもよくあります。これがチェスの「エンドゲーム(終盤)」で、通常はポーンをクイーンにすることが目標になります。エンドゲームをうまく乗り切れるようになれば、勝率もぐっと上がるはずです。ここにはよくあるエンドゲーム用のドリルが用意して あります。
6. オープニングの暗記に時間をかけない。
多くの人がしてしまう間違いは、時間をかけて序盤の手順(「オープニング」)をひたすら暗記することです。問題は、ほとんどの人はそんなに多くのオープニングを覚えていないし、多くを覚えたとしても相手がそのとおりに指してくれる可能性は小さいことです。最初から正しいオープニングの原則を学べばいいのです、暗記の苦労などいりません。
7. 1 手ずつ慎重に確かめながら指す。
チェス上達において非常にだいじな心得のひとつは、はっきりした悪手を指さないようにすることです。ほとんどのゲームは明らかな悪手で勝負がついています。だから駒を動かす前に、自分のキングは安全か、何かただで取られる駒はないか、必ず確かめてください。
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